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お金は、いつ・どのくらい、借りる?

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独立して、いきなり売上・利益が上がれば理想的ですが、

そうは中々上手くいかないのが世の中の常です。

そういった場合に、直面するのが資金調達の問題で、いつ・どのくらい借りるか?

という現実的なお話です。

ここでは、私なりの結論をご案内します。

 

借りれるうちに、借りられるだけ、借りる

いきなりの結論ですが、これにつきます。

私も起業して、しばらくして、このまま同じ状態が続くとマズイな…。

と思った際に、税理士に相談してみたところ

決算が出る前がいいですよ

というアドバイスをいただきました。

どうしてだか分かりますか?

・・・

・・・

・・・

勘の良い方はお分かりかもしれませんが

決算をすると、会社の実力がどの程度のものか、分かってしまう

ためです。

年商が確定してしまうと、概ね借りられる金額も決まってきてしまうのです。

年商が決まっていないうちは、(良い)可能性の説明をいっぱいすることができますね。

また、お金を借りるには、「借りる理由」と「返せることの説明」が必要です。

純粋に「こういうことのためにお金が必要で」

「これぐらいの利益が見込めるので返せる」ということを

現実的に可能そうなストーリーを作っていくだけでも

会社の事業計画をブラッシュアップすることができますので

実現可否は別として、融資を検討すること自体は大変おススメです。

 

現金さえ無くならなければ、会社は潰れない

会社が潰れる時というのは、赤字になった時でもなければ

何か犯罪を犯してしまった時でもありません。

会社にお金がなくなった時だけです。

資金は会社の血液と言われ、まさにその通りだと思うのですが

現金さえあれば、赤字だろうが、何だろうが会社が潰れることはありません。

会社を継続させていくという意味では

何がなんでも、この血液の流れをとにかく止めなければよいのです。

 

金利は保険と割り切る

色んな本を読んだりしている中で、自分なりに腹落ちしたのが

上記の「金利は保険と割り切る」という言葉です。

使いもしない資金を、借りて手元に置いていると

何だかもったいないな…

と思ってしまうのですが、

「会社の血液を止めないための必要経費」

と割り切ってしまうと、とてもお安いものです。

特に開業時には、役所を経由しての融資や

国民金融公庫の創業資金融資も得られやすい状態にあるかと思いますので

借りられる時に、借りられるだけ、借りる

というスタンスで資金調達に挑んでいただければと思います。

とはいえ、資金調達しなくても済むぐらい、利益が出るようにありたいものですね!

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