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フリーランスとして10年を乗り切った男の生き残りノウハウ

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給料は安いに越したことがない!?

投稿日:2019年8月13日 更新日:

会社員として働いていると、給料を上げようと頑張りますが、

フリーランスになると、給料を下げようと頑張ることになります。

よく「独立すると経費が使えていいよな」みたいなことを耳にしますが、

若干正確ではない気がします。

私なりに咀嚼してみますと、

「独立して、儲かったら、仕事に多少でも関係あるものを経費で処理することができて、給料が少なくても(=税金も少ない)、豊かな暮らしができていいよな」

という感じです。

まず一番肝心なのは、「儲かる」ということです。

儲かった中で、はじめてその利益をどう処理しようかという議論が発生するのです。

独立しただけで、経費がたんまり使えるというのは幻想ですので、独立前に正しておきましょうね。

すごく極端な例

例えば、わかりやすく、ある月に100万円儲かったとします。

もし、100万円をすべて給料にしてしまったら、会社員の方と同じ話となります。

すごくざっくりとですが、税金やら社会保険やらで30万円ほど引かれてしまい、手取りは70万円程度となります。

一方で、給料を20万円として、残りの80万円を経費にできた場合、税金や社会保険で引かれるのは3万円程度です。

最新のハイスペックなPCを買って、毎日お客さん(仕事で関係のある友人も含む)と飲みに行って、本を大量に買って、出張で遠くの知り合いのところへ営業に行って、などなど。

こんなことで80万円を経費にできたら、引かれる金額は1/10で済むのです。

シンプルに話すとこのようになりますが、実際には、法人であれば役員報酬は期初に決定してしまいますし

給料を下げる=将来の年金が下がる

というお話になってしまいますので、そこまで簡単なお話ではありません。

ただ、ざっくりとはこのようなお話になりますので、給料を下げられた方が、メリットは大きくなります。

ですので、これから独立される方に対しては、なるべく給料を少なくされること(何とか生活できる程度)をオススメいたします。

とはいえ、冒頭にお伝えした通り、「儲かったら」というのが大前提になりますので、こういうことで悩めるような状態でありたいものですね!

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