大きな案件が舞い込んできた!
フリーランスで活動をしていると、ときどき大きな案件が舞い込んできたりします。
「よし、今期はこれで安心だ。大変だけど気合い入れて頑張るぜ!」
となりますが、
この案件に全精力を注いでしまうと、この案件が切れた時に大変なことになります。
かく言う私も経験者で、とある年にとあるクライアントから、
「大手の会社に頼むと高いので、同じ様なことがあなたにもできて、安くなるのならお願いしたい。」
というリクエストがあって、心踊りました。
何とか自分でも回せそうな業務量だし、社会のためにもなる。
ギャラも悪くないし、大手は真剣に向き合えない予算感だし、みんなハッピーだ!
その年は過去最高の売上・利益を更新し、最高の状態でその期を終えました。
次の年は大変なことに
さて、問題は次の年です。
意気揚々とクライアントとの商談に臨みます。
私のはかない夢は1年で幕を閉じました。(厳密には6ヵ月です)
さあ、これからが大変です。
色々なことをまた最初からやり直さねばなりません。
これを機に、収益を3つ以上に分散させる
これを機に、昨年このクライアントに偏っていた収益を、3つ以上に分散させることを志向するようにしました。
その年は幸いに、
●これまでのクライアントワーク(他社も含めた受託案件)
●半常駐型の業務委託案件(フリーランスの方の著書に影響されて、やるようになりました)
●投資案件
でなんとか必要な利益を生み出すことができました。
(また翌年問題が発生しますが、それはまた別のお話)
結論:案件を、なるべく小さく、継続的なものとし、集積させる
これ以降、1つの案件をなるべく小さくし、継続的な性質のものとし、積み上げる活動をしてきました。
まだ道半ばですし、全然思うような利益まで育っていませんが、以前に比べて売上・利益のブレは小さくなったと思います。
ダイナミックな提案をすることが少なくなり、「これで良いのかな…」と思う気持ちも無くはないですが
弱者が生き残っていくために必要な戦略だと言い聞かせて、
まずはこちらを毎月の暮らしに困らないところまで積み上げ切りと思います!